輪るピングドラム見ました。幾原監督が相変わらずのノリで安心したw
以下、感想っていうか気になる点の覚書
小学生達の会話。
「だからさ、りんごは宇宙そのものなんだよ。手の平に乗る宇宙。この世界とあっちの世界を繋ぐものだよ」
「あっちの世界?」
「カンパネルラや他の乗客たちが向かってる世界だよ」
「それとリンゴになんの関係があるんだ?」
「つまり、りんごは愛による死を自ら選択した者へのご褒美でもあるんだよ」
「でも、死んだら全部おしまいじゃん」
「おしまいじゃないよ! むしろ、そこから始まるって賢治は言いたいんだ」
「全然わかんねぇよ」
「愛の話なんだよ。なんで分かんないのかなぁ」
「銀河鉄道の夜」のネタ。そういえば賢治は妹と死別している。
銀河鉄道の夜でりんごは象徴的なアイテムの一つとして登場する。
あとは…「鳥を捕る人」と、作中にちらほら出てくる鳥籠が関係あったりするのだろうか?
高倉家には鳥のいない鳥籠が置いてあって、OPの先生の背景も鳥籠だ。
りんごは、苹果だろうけど、どう繋がってくるんだろう…全然わからんw
OPの「95」の意味も、わからん。
水族館へ向かう電車の中、他の乗客が一切描かれてないのは、
三人の世界(二人には陽毬しか見えてない)って事なのか、異界へのトンネル的描写なのか…
そういやここでラッコのモノマネの話出るけど、銀河鉄道の夜にもラッコ出るね確か。タツノオトシゴは…出てない?
どうして、陽毬が死んだのが「俺らへの罰」なんだろう? 病気なのに安静にさせなかったから? 妹を愛したから? 今後明かされる過去があるのだろうか。
スタイリッシュ脱衣の際のポーズはセラムン、最後のカットはウテナのセルフパロかな?
一連の変身シーンそのものが性行為のメタファーだとかいう話は、言われるとそう見えてくる、ような。
「遺伝子でプログラムされた生存戦略に忠実な動物の方がよっぽどマシだ」「運命にも遺伝子にも逆らった人間は果たして人と言えるのか」
種の生存戦略に逆らった近親姦が、陽毬にとっての生存戦略であるという皮肉か。
はじめてペンギン帽を被った際の陽毬の台詞が「私が女王様」だったりするように、伏線というか小ネタ的なものがすげー散りばめられてるので、見直してみると楽しい。